グラフィックデザインとは、印刷媒体のデザイン、企画、制作に関わってくるデザインを言います。
印刷媒体といっても、新聞・雑誌広告、ポスター、チラシ、カタログ、看板、名刺など様々です。
最近、新聞などで「企業経営とデザイン」のような記事をよくみるような気がします。しかし、デザインに注目している経営者はいったいどれくらいいるのか?と感じます。業種や業態によるとは思いますが、経営にデザインを重視している企業は、時間とお金をかけています。
反面、「デザインにはなかなかお金を掛けられない。」「商品がよければ売れる。」といった企業もたくさんあります。
ほとんどの中小企業は、デザインの優先順位が低いのが現状のようです。ただ、時代の流れとともにデザインの重要性や価値に気づいた中小企業がどんどんデザインをうまく活用していくと思います。
では、良いデザインなら売れるのでしょうか?まだ少し足りないような気がします。たとえ良いデザインの商品でも、その商品が世の中に知られていなければ、消費者は気づかず売れることもありません。
つまり、「売り方」が重要になってくるのです。
消費者は商品を買う前に、その商品が「良い」のか「悪い」のかはわかりません。買って試してみなければわからないわけです。だから消費者は、「良さそうな商品」を買っているのです。
「良さそう」と思ってもらうには、伝え方にコツがあります。明確にしなければいけないのは「誰に」売るのか?男性なのか女性なのか?会社員なのか主婦なのか?年齢はいくつぐらいなのか?地域は?などターゲットによってアプローチが違ってきます。
ターゲットの人たちに共感してもらうということが重要です。
次に、「どのように」すれば伝わるのかを考えていきます。良い商品、サービスが氾濫している中で、自社の商品、サービスを印象づけるには、他社と差別化していく必要があります。
ターゲットの人たちに共感してもらい、なおかつ他社と差別化を図る。これは非常に難しいことと思うのです。
これには、質の高いコピーとデザインが必要です。しかし、中小企業の多くはこの部分を自分でやろうとしてしまいます。この部分こそ専門技術が必要になるところですが・・・・・。
では、なぜ専門技術が必要な部分を自分でやろうとしてしまうのでしょうか?
「お金がかかる」からでしょうか?もちろんそういう意見もあるでしょう。ただ、それ以上に「販売=コミュニケーション」ということが理解されていないような気がします。売る側が、商品の特徴など言いたいことをいかに言うかではなく、消費者が知りたいことを適確に知らせてあげることが重要です。
大企業はこの部分を非常に重要であるということを知っています。専門部署をつくり、その部分を勉強し、下の世代に伝える。組織的に向上しながらライバル会社と激しい競争をしています。
コミュニケーション力の重要さがわかっているからその部分に投資するわけです。
世の中の発展のために企業を経営するなら、ぜひ「コミュニケーション=デザイン」に力を入れてください。
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